AppleのJobs氏が、DRMに対する反対を述べる書簡を発表した。
Cnet Japan: 「レコード会社はDRMの放棄を」--アップルのジョブズCEOが公開書簡
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20342506,00.htm?tag=nl
記事にある通り、DRMで一定の収入を得ている企業がこのような主張を公にするのは意外といえば意外だが、この流れ、つまりオンラインコンテンツに対する著作権管理というコンセプトそのものが、今日のIT業界では議論対象となりつつある。
YouTube のようなビデオ共有サイトは、常にコンテンツ著作権について市場の議論対象となってきた。また、そこで浮き彫りになったことの一つとして、各国制度の違い も明白な問題となりつつある。インターネットの国境レスな世界では、使用言語さえ対応できれば、どこで何が起きても物理的な制約を設定することが難しい。
Second Lifeでの“違法行為”に対して、誰がどのように対応すべきかの議論が、米国政府内では昨年から行われているが、基本的には同様の問題が、オンライン ミュージックでも起きつつあるといえるだろう。Jobsの訴えに対し、業界が即座に対応を示すとは考えにくいが、米国外を視野に入れたビジネス展開をはか るサービス企業にとっては今後の重要課題だろう。
検索エンジンまたは検索サービスを提供する企業間で、オンライン広告をめぐる闘いが展開されている。エンタープライズ検索エンジンを提供するFast Search & Transferが、自社ブランドで文脈に沿った広告を掲載できるプラットフォーム「Fast AdMomentum」を発表した。
Cnet Japan: ファスト、グーグルと競合する新しい広告プラットフォームを発表
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20342418,00.htm?tag=nl
Cnet: Company offers Google ad alternative
http://news.com.com/2100-1024_3-6156494.html
広告収入は、Googleの最大の"Cash Cow"だ。最近ではアプライアンス型エンタープライズ検索製品の提供も開始し、その市場対象の拡大を図っているが、まだまだコンシューマ市場を断念できるほどの市場占有率は得ていない。むしろ、マイナー組だ。
オ ンライン広告モデルについては、Googleを覇者のままにしておきたくない企業が、様々なアイディアで競合サービスや製品を展開し始めている。どこまで Google AsSense / AdWordが生き残れるか。また、既存の市場を維持するために、次にどんな戦略を練るべきかが、いよいよ勝敗の分かれ道となる。